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イン・ユーテロ(In Utero)は、1993年に発売されたニルヴァーナのアルバム。アルバム・タイトルは、直訳すると「子宮内」である。 ==経緯== 3rd(メジャー2nd)アルバム。前作『ネヴァーマインド』の大成功を受け、バンドの意向によりアンダーグラウンドへの回帰をテーマに作られた。プロデューサーにはスティーヴ・アルビニを起用、楽曲も『ネヴァーマインド』のメジャー志向からより暗く、カートの内面に切り込んだ内容となった。レコーディングにかかった費用は24000ドル。要した期間はたったの1週間という短期間であった。スティーヴはこの作品のプロデュース料について、自身の信条を理由に、通常の慣例となっている印税として報酬を受け取ることを断っている〔ニルヴァーナ、『イン・ユーテロ』制作でスティーヴ・アルビニが送ったFAXが公に(2013/09/28) RO69(アールオーロック) 2013年9月28日〕。 また、発売直前になってバンドがアルビニのミックスにリミックスを施して「レコード会社からの圧力」が囁かれたり、『レイプ・ミー』がフェミニスト団体から「不謹慎である」として訴えられるなど、図らずもあらゆる面で「問題作」になってしまったアルバムである。 「Heart-Shaped Box」「All Apologies」の2曲はメンバーの意向によりスコット・リットがミックスを担当している。 アメリカでは量販店向けに「Rape Me」を「Waif Me」に表記を変更し、バック・カバーのデザインを中央部を拡大した検閲バージョンが発売された。同時に収録曲中「Pennyroyal Tea」は、スコット・リットによるシングル・ミックスに差し替えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イン・ユーテロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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